新しいお部屋を探すのってわくわくしますよね。
しかし、いざ住んでみたら「思っていたのと違った」「別の物件に引っ越したい」と後悔することもよくある話です。
この記事では、元不動産屋で現在も転勤族として暮らしている筆者が、不動産屋ならではの目線で、内見のときに確認するべきポイントを解説します。
ぜひ内見前に確認してみてください!
内見時のポイント【初心者編】
1.共用部
共用部とは物件のエントランスや廊下・階段など室内以外のことです。
・掲示板・・・トラブルなど気になる張り紙はないか
・廊下・・・物を置いている人はいないか
・ゴミ置き場・・・ゴミ出しのルールが守られているか
・全体・・・清掃など管理会社の管理は行き届いているか
共用部を見るとその物件の入居者層が大体分かります。
2.周辺環境
あなたが快適に過ごすための環境が整っているかを確認しましょう。
筆者の場合は、スーパー・コンビニ・駅・ゴミ置き場までの距離。日当たり。カーテンを開けたときの視界を確認します。
ゴミ置き場は必ず敷地内にあるとは限りません。
見当たらない場合は、不動産会社に確認しましょう。
3.防犯面
女性のひとり暮らしは特に重要です!
2階以上でオートロックや防犯カメラ、TVモニタフォンなどがあればいいですが、予算的にも難しいこともありますよね。
設備も大切ですが、日々の行動を気を付けるたけでも防犯対策になるので、意識してみてください。
時間があれば夜に周辺を歩いてみるのもいいと思います!
4.設備
必要な設備が整っているか確認しましょう。
照明・コンロ・エアコンなどがない場合は初期費用がプラスでかかることになるので要確認です!
ちなみに、ひとり暮らしに人気な設備は
- 無料インターネット
- 防犯セキュリティ
- ウォークインクロゼット
だそうですよ。
少し前までは宅配BOXも人気でした!(今も人気ですが)
5.家具と部屋の大きさ
すでに家具を持っている場合は、置くスペースが確保できるか確認しましょう。
大きな家具や洗濯機・冷蔵庫は内見前にあらかじめ測って行くのがおすすめです。
見落としがちなのが、玄関や廊下、ドアなどの幅です。
通れなくても搬入できることもありますが、クレーンで窓から入れたり・・・。
納得してお部屋を決めるために
さまざまな注意点をお話してきましたが、全ての理想を満たす物件は残念ながら多くありません。
納得してお部屋を決めるために大切なのは優先順位と妥協です。
家賃なのか、部屋の広さなのか、立地なのか。
自分の中での基準(優先順位)を明確にし、どこまでは妥協できるのか、逆にどうしても妥協できない部分はどこなのか、
といった考え持つことができれば、納得できるお部屋の巡り会えると思います。
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